日記

試練の日

はぁ~・・・、バカです、私は。
今まで、そりゃあもう、何度も思ったことでもありますが、もう最後にしたい。ほんとにバカバカ、この私。
本日、店主は遅れて出勤することになっておりました。飼い犬を狂犬病予防の集団注射に連れて行くことになっていたからです。
例年私が連れて行っていたのですが、店主も「一度ぜひとも参加したい」ということで、そんなに楽しいもんでもないで、とは忠告しつつ行ってもらいました。
そこで今日は私が一人で店を開けたのですが、入り口の天井付近の電気がつかない。
・・・?? なんで?
あの電球はちょっと前に替えたばかりなので球切れとは考えにくい。脚立を出して登って確認したところソケットがゆるんでる様子もない。おかしいなぁ・・・
そういえば昨日(酷い天気でしたね)、一瞬停電もしたんだった。ブレーカーも確認してみようと思って脚立を移動して点検することにしました。しかしあとちょっと、顔の前に扇風機があって手が届かない。・・・もう!
ショーケースの上に足をかけて見ようと少々無理な体勢をとったとたん予定調和のごとく脚立が倒れ、私はあえなく落下。
背中と腰、お尻をしこたま打ちしばらく息が出来ませんでした。起き上がることも出来ず、転がっていたのですが意識ははっきりしているのでこのまま倒れているわけにもいかん、と必死で起き上がり這って移動し、しばらくうずくまる。その後なんとか脚立を片付けたのですが、体中に激痛がはしる。歩くこともままならない。そうこうしているうちに店主が到着して、病院に行ったほうがいいということになった。最寄の整形外科に行くことにして、傘を杖代わりにしてよろよろと店を出たのだが、まともに歩けない。5メートルほど進むのに10分かかってしまう有様。ダメだ、タクシーで行こうと思ったときにモトコー3の町会長さんがもっと近所に整形外科があると教えてくれ、タクシーを使う距離ですらないので店主におぶわれていくことになったのだった。
診療時間外であったところをなんとか頼んでレントゲンをとって診てもらったところ、背骨をもしかしたら損傷しているかもしれないとか。でも背骨を押されても変な痛みはないし、MRI検査を勧められたのだがとりあえず様子を見てみることにした。
再び店に戻ってきて直ちに頓服を飲んで湿布をはってしばらくすると頓服が効いてきたのか、限りなく不自然ではあるもののなんとか自力で歩けるようになった。高齢者が押して歩いている手押し車(ショッピングカート?)があればもう少しまともに歩けそうなんだが。こんな状態でこれ以上店におっても邪魔なだけで役に立たんので家に帰ることに。
よろよろと駅まで行き、ちょうど来た快速電車に乗り込んだのだが、なんとその電車は須磨には止まらず明石まで行っちまうやつだったのだ。こんな時間に電車に乗ることなどないので、知らんかった!やるせない気持ちで須磨駅を通過し、垂水も過ぎて明石に到着。今度は上り電車に乗り換えて引き返すのだが、ホームを変わらないといけない。 はぁ~・・・。エレベーターは?
・・・あった。はるか彼方に。
なんで今日の神様は私にこんなに試練ばっかり与えるのか?
よろよろと変な歩き方をしている私を、明らかに不審人物を見る目でみんなが見る。さり気なさを装っているが、険しい視線が容赦なく突き刺さる。
「おざやん、ラリ中みたいやで(笑)」との店主の言葉が思い出される。
違う違う、私、怪我してるだけなんです・・・!!
なにも悪いことしてませーん!
なんとか自宅にたどり着いたのだが、普通なら30分超で帰ってこられるところを1時間半もかかってしまった。もうへとへとだ。
ところでそもそも電気は何故つかなかったのか??
店主が調べたところブレーカーにも異常はなかった。
・・・なんと、私がスイッチを入れ忘れていた、というとんでもなくアホな理由であったのだ!
ぎゃぁ~~!!バカバカ、私のバカ!
ただの落ち損!痛い損!
もう救いようのないバカだね!
はぁ~~・・・治す薬はありますか??

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