不思議なこと。

例えば、私どもが「これはいい！」と大変気に入って仕入れたものがあります。店頭にももちろん出しているのに何故かお客様の反応がうすい、というか全然見向きもされません。何ヶ月もひっそりと、ものによっては堂々と並べているにもかかわらず、ずっと目立たない存在のまま、という商品があります。
ところがある日、そんな日陰者のような商品に目を留めてくれたお客様が現れました。
たいそう気に入っていただけたようで、服だったら試着などもして、「これ給料入ったら買いに来ますわ。」とか「今度来た時あったら買いますわ。」というような感じでとりあえずその日は帰られたとします。
するとその途端、不思議なことに、その商品は俄然注目を浴びだすのです。
今まで見向きもされなかったのがウソのように、「これ着てみてもいいですか？」とか「見せてもらってもいいですか？」とか、最初の人が見てたとき実は横で見てた？と逆に聞きたくなるくらい（もちろんそんなはずはない）の人気ぶりで、やがてそう長くないうちにその商品は売れてゆく・・・・
という連鎖反応のようなこの現象は、うちの店ではジンクスというか、もう法則化しているくらいずっとあるのですが、よそのお店でもよくあることなんでしょうか？？
・・・不思議。
もう一つ、わりと年配の方が経営している喫茶店や飲み物を販売している売店などの手書きのメニューでは、「コーヒー」ではなくたいがい「コーヒ」と書いてあるのは何故？？
・・・不思議。