アラジンストーブ、16型から39型、店頭にて販売しておりますが、家で実際に使用しているのはバーラー(タンクはパーフェクション用)です。アラジンと違ってバーラーは灯油タンクがスポッと外せるので、給油には便利だからです。
しかし先日、アラジンの良さを再認識させる事件がありました。
どうやらストーブを不完全燃焼させていたようで、ものすごい量の煤を出してしまったのです。気付いたときには部屋の空気はどんより濁り、まるで昭和３０～４０年代の公害問題かまびすしい頃、煤煙でかすんだ工場地帯、というかそれ以上、急いで窓を開け、換気扇も回して、空気の入れ替えを行ったのですが、換気扇のフィルターは真っ黒。
そこへいくとアラジンは、ブルーフレームの名のごとく青い火が出ていることさえ確認しておけば不完全燃焼なんてことにはなりませんから！
アラジン、エライ！
バーラーと同形のタンクをであるパーフェクションを使っていたこともありました。パーフェクションは筒（チムニー）の部分がガラスで出来ており、きれいでとても気に入っていたのですが、ガラス製品に縁のない私のこと（以前「コーヒーサーバー」で紹介済み）、不安がなかったわけではありません・・・やはり、というべきか割ってしまいました。
・・・短い命でした。
パーフェクションはもはや絶版となっており、交換用のガラスもありません。そんな貴重な物を割ってしまったことを精一杯悔やみましたが結局処分するしかありませんでした。それでも無傷なタンクだけは置いておいたので、そのタンクをバーラーに入れて使っているわけです。
その点も、アラジンはホーローだから割れる心配もなし。
・・・というわけでアラジン、やっぱりエライ！
当店では販売するストーブは、必要なものは店頭に出す前に分解掃除を行っております。
このアラジンは結局全部バラすことになりました。
アラジン、えらい！