日記

「えぇかげんにせぇよ、モーテル」 (1) 

アメリカからも買い付け直後に紹介したヴィンテージ・ワークジャケット、洗濯も済んで店頭出ししております。
すでに5着ほど販売済みとなっておりますが、まだ数着残っておりますのでお好きな方は是非どうぞ。
販売価格は12800円くらい(コンディションによりけりです)です。

ところで今回のアメリカでもいろいろとありました、とは「シニア割引」で書きましたが、それ以外もいくつか紹介いたしましょう。
まずモーテル。
これまで泊まった数々の荒くれモーテルについては昔「アメリカモーテル事情」というタイトルで紹介したことがありますが、ここ数年は我々も、わりと普通のとこに(意識的に)泊まるようにしてます。昔とは仕入れのやり方が変わったというのもあるし、我々ももう若くはないので、安モーテルを探して、そこでいろんな目に遭うのももうめんどくさいってわけで。
でも、というかそれなのに今回、久々にパンチの効いたモーテルにあたってしまいました。
まずは初日。
ここでも書いたとおり、飛行機遅れて予定が少々変更となったけども、その日宿泊しようと予定していた町までは移動してモーテルを探したのであった。ナビで検索された大手チェーンのモーテルへと車を走らせたのだがそこは存在していなかった。古い情報でもう無くなっていたのか?仕方ないのでその手前にあったモーテルに泊まることにした。宿泊したことはなかったがチェーン店らしく他の町でも見たとこのある名前だったので迷いもしなかった。
料金は普通。高くもなし、安くもなし。
部屋に入ってみたところ、まず、暗い! 照明が暗い!
アメリカの安モーテルで照明が暗いのはあたりまえで十分慣れていますが、それでもびっくりするくらい暗い!!
ふつうどんな安モーテルでも、洗面台のとこくらいは蛍光灯で明るくしてるものですが、その蛍光灯がありえないくらい暗い。こんな暗い蛍光灯初めてだ。球が切れてるわけでもなく、切れかけでチラチラしてるわけでもないのにいやがらせのような暗さだ。
部屋の照明はというともちろん一個球切れ。
そんななのに冷蔵庫に電子レンジ、コーヒーメーカーにアイロン、ドライヤーまで完備しているといういっぱしの大手モーテルチェーンなみの設備なのであった。こんなのより照明のほうをちゃんとしようよ!と激しく訴えたかったのは無論だ。ちなみに配備されているコーヒーメーカーは一部つぶれているうえに、掃除も長いことしてない感じでこんなのでコーヒーなんて絶対に淹れたくない!と誰もが思う感じであった。
さらに窓。閉めて鍵をかけようとしたらなんと鍵が壊れていてかけられないのであった(!) 外からは入りたい放題なんであった。「防犯」という概念はそこには存在していないのであった。さらにTV見ようと思ったら、リモコンが壊れているらしくTVつかない。仕方ないのでお風呂入ってさっさと寝ようとしたところ、風呂の排水、詰まっているのか非常に悪い。私は目がかなり悪いのでコンタクトレンズを使用しているのだが、お風呂に入るときは外す。それでまったく気づかなかったのだが、翌朝シャワーをした店主に、「あの風呂、ばり汚いで!!お湯流したあと、なんか木屑みたいなもんとかいろんなもんが残っとたで!」
そ、そうだったのか・・・。
しかししかし、ええかげんにせぇよ! というのはそこからであったのだ。
疲れていた我々はその日早めに就寝したのであったが、夜中12時くらいであったか、隣の部屋からの騒音で目が覚めた。
どうやらパーティーをやらかしているらしく、バカでかい音楽と嬌声の乱痴気騒ぎ。がんばって寝ようと努力したんだが寝られへんちゅーねん! そのうち同じように感じているほかの誰かにドアをドンドンされたようで音楽は止んだ。ほっとして今度こそ寝ようとしていると、次は泣き声が聞こえてきた。男の泣き声だ。泣きながらいろいろ訴えている。さらにそれにキレているらしい女のヒステリックな罵声。
・・・いいかげんにしてくれよ。
さらにさらに、今度は反対隣の部屋からも泣き声と言い争いらしい声が聞こえてきた。
・・・あのさぁ、いいかげんにして。
私たち明日早いの。 
結局、朝の6時近く、もういいや!と我々が寝るのをあきらめて完全に起床した頃になってようやく泣き疲れたのか、泣き声は止んで静かになったのであった。
ええかげんにせぇよ!
と心から思ったことであったが、今回のモーテル宿泊「ええかげんにせぇよ」事件はそれだけではなかったのである。
 

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