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66モデル・後期

いつから「66モデル(後期)」というる名称が定着したのか・・、多分1990年代中頃、ヴィンテージデニムブームの頃だったと思う。boonとかそんな雑誌があった頃。
そんな名称もっと昔は当然無くて、66モデルといえばバックポケットの裏側がシングルステッチ(ボタン裏の刻印は言うまでもなく)、それだけでした。
それでも、ポケットの裏がチェーンステッチになっていてもフロントボタンの裏が「6」である場合、ただの赤みみグループに入れてしまうにはあまりに忍びない、という感覚は大いにあったようで(そりゃそうさ)、そこでそれらには「6モデル」という称号が与えられていたのだった(ごくごく内輪でだけであったのかもしれない)。
その後、ヴィンテージデニムブームが訪れ、「66モデル・後期」という新たなジャンルが創り出され、66モデルの一種であると認められたといってよい大きな昇進が遂げられたのであった。
「後期」って何なのさ、その苦しまぎれな言い方よ、ってな感じでごく初めのほうこそ、そう呼ぶのに抵抗あったものの、だったら6モデルという言い方はどうなのよという思いが昔からなかったわけでもなく、そうして今では66モデル後期と呼ぶことに大して抵抗はなくなった。
そんでこちらはしばらく前に入荷していたもの。
66モデル(後期)ですわ。フフフ。
ご覧のとおり、ダメージはかなりありましたので、いろいろと修理も施してそれなりの雰囲気には仕上がっております。

 

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