日記

もう怒ったー!(ニューヨーク編)

う~ん、昨日ここで最新の怒りをぶちまけてしまったら、その他の過去の怒りも次から次へと思い出されてきた。
温厚な私・・・
あ、あれね、ウソ。
ほんとうはしょっちゅう怒って悪態ついてる了見の狭~い人間なんですよ、あたしって。あはっ。
しばらく前の話で恐縮ですが、前回の4月の仕入れのときのことです。
ほんとは行くつもりはあんまりなかったニューヨークはマンハッタンにひょんなことで急遽行くことになりました。ニューヨークはおおかた6、7年ぶりくらい(いや、もっとかも?)、同じくらい久しぶりに会う現地在住の友人にも会うことが出来て、今は古着のディーラーみたいなことをしている彼に古着屋などいろいろ連れて行ってもらいました。なんせ久しぶりだったんで、もうなくなっているお店もあったり・・、あ、日本料理屋がすごく増えているのにもびっくりしました。その日はマンハッタンで一泊して、翌日は私と店主二人で友人に教えてもらった古着屋に行ったのですが、場所柄日本人のお客も多いのでしょう、店に入るなり店主と思しきおっさんが片言の日本語で馴れ馴れしくしゃべりかけてきました。
大体私は、いきなり日本語で馴れ馴れしくしゃべりかけてくる外人はあまり好きじゃないのです。このときすでに、このおっさんを嫌う理由は私には充分ありました。
しかもそのお店、いいものもあるのですが、なんせ高い。
まぁニューヨークだしな、しゃあないか、と思いました。
それでも、おぉ?と思うちょっと気になる革ジャンがあったので値段を聞いてみました。すると五百ドル以上(確かな値段は忘れてしまいました・・)、ジッパーが替えられているうえに状態もそう良くはないのにこの値段はなかろうぜ、って感じで、「じゃ、いいや。」というと「いや、まけたげるよ!」ってんで、いくらになるのか尋ねると、それでも四百ドル台後半。
話にならん。全然いらんわ。
その他にもいくつか値段を聞いた商品はあったのですが、どれもこれも高すぎて合わん。
その後、友人にそのことを言うと、
「だろ~?しかもあそこのおっさんはヤな感じなんだよ。前、僕が行ったとき、革ジャン見せてって言っても見せてくれなかったんだよ。」
よくよく話を聞くと、どうやら友人が見せてくれと言った革ジャンは、私たちが見せてもらった革ジャンと同一の物だったようで、私達は上から下ろしてもらって見せてもらいましたが(店内の上の方の手の届かないところにディスプレイしてあったのです)、友人は下ろしてももらえなかったそうなのです。で、返された言葉は「あれは二百ドルするんや。」
これはどういうことかというと、友人はアメリカ人なので、「アメリカ人のおまえには高すぎてよう買わんやろ。」ということです(!)。
彼はディーラーなので、「いや、別に構へんから見せて。」と言ったそうなのですが、するとそのおっさんはどう答えたか?
なんと「NO!」と言ったそうなのです(!)
キィ~っ!!なんや、それは!なめとんか!!
・・・なめとんですよ、むかつく!!
言っときますが、友人はとても謙虚で控えめな、よい意味でアメリカ人らしからぬ好青年です。だからこそ私どもも好意を持って付き合いしているわけです。もちろん、ルックス的にもヤカラとかクルクルパァみたいなわけでもまったくなく、むしろかなりの男前(私が個人的に男前って思ってる唯一の外人の友人)!
まずは、日本人向け価格とアメリカ人向け価格が倍以上違うのにも相当腹が立ちますが、それは百歩・・・いや、百歩じゃすまんな、千歩、万歩譲ってよしとしようではないか。
・・・いや違う、ほんとはよしと出来ん、
全然よしとは思えん!
倍以上もぼるってどうなんよ?
しかもしかも同じアメリカ人に対しては、
ぼることが出来ない相手には、見せもしないとは!
許せーん!!
日本人の古着好きの皆様方よ、こんな店では買い物はしたくないものです。
そのお店の名前は・・・
是非、直接お聞き下さい!

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