先日、店主はお客様とおしゃべりしていて言われたそうだ。
「商品って全部アメリカから来てるんですか!」
そりゃもちろん。(正確に言うと、なかには国内で仕入れたものや委託商品などもあるわけなんだが)
「じゃ、そこにはいろんなストーリーがあるわけですね」
うん、それはもういろいろと。 もともとの持ち主にもいろいろあったであろうし、仕入れた際の我々にだって、ある。
アメリカに商品を買い付けに行くというのはふつうに当たり前のことと思っていたので・・・、というか同業者、または昔からの古着好きの方からしたら当たり前のことである(と思う)ので、店でお客様に「これ、アメリカから仕入れてきてるんですよ!」なんていちいち言わないのですが、それってその服の歴史に思いを馳せるよすがとして言ったほうがよい場合もあるのかもとしみじみ思ったのでありました。
服にまつわるエトセトラ