日記

グッバイ、カマロ。 #3

訳あり物件、ワケはワケでも前述の32フォード(?)のワケ分からなさとは違い、こっちには分かりやすいワケがあったのだった。
要するに大破した事故車であった。前まわりは見るも無惨な壊滅状態。
私からすればこれを買うってのも実際わけわからんって感じであったが、店主はご満悦。そして怒涛の部品調達が始まった。
グリルにバンパー、フロントフェンダーにフロントガラスといった大型部品は日本にて調達したのだったが(アメリカで買ったらそりゃもっと安いが送料がバカになりませんからね)、もっと小さい部品に関してはアメリカで調達するという店主にとって(のみ)重要な業務がアメリカ仕入れに加わった。
あるときラジエターを探していたときのことだった、AutoZoneだったかな(?)サービスカウンターで在庫があるかどうか訊ねていた。カマロで1973年で・・・とおじさんに説明している途中、目の前の電話が鳴った。おじさんは電話を取る。かなり長い間しゃべっているのを私達は辛抱強く待った。やっと電話が終わり私達に向き直ったそのおじさん、開口一番、「え~っと何やったっけ、・・・セリカ??」
ぜんっぜん話聞いてなかったな、おっさん!
結局そこにラジエターの在庫はなかったのだったが別のお店を教えてくれて、買うことが出来たのだった。
ま、そんなこんなでいろいろあったし、金もかかった。しかし今となってはそれもすべて終わったことだ。(なんかブレードランナーのラストみたいだな)
ま、あれだね、お金どぶに捨てたようなもんだよ、ぐはは!(泣)
 

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