今日から９月って・・・

アパレル業界における季節の流れはあまりにスピーディー、二倍速で進んでゆく感じなのは今日び当たり前なんでしょうが、でもそれは作り手の話であって、一般消費者には関係ないでしょ。
なのに「季節の先取りは早いほどオシャレ」なんて、いったいどっからわいて出たのかわからんヘンな幻想。
ファッションショーのモデルじゃあるまいし、真夏に毛皮の帽子だとか、春先まだくそ寒いのに素足にサンダルとか、どう見てもヘンだから。バッカみたい。
・・・と常々思っているわたくしですが、それでも、季節感というのは日本人のオリジナル美的感覚としてないがしろにはできない重要な感覚的キーアイテムだとも感じております。
実はファッションについては私なりに季節に準じた自分だけのプチ・ルールもつくっておりました（どってことないことなのでそれについてはいちいち言わない）。
そしてその「マイルール」においてもっとも重要といってよい月である九月、
・・・そう、本日、その九月一日、ついに私はその禁忌を破ってしまったのだった・・。
なぜ？？
だって、暑いんだもん！
いやぁ～、こんなに暑いのが苦痛と感じる夏も初めてだわさ。
ヴェトナム戦争に行ってた兵士の苦痛はいかばかりであったことかと身にしみて感じている夏です（もう九月だけど）。