日記

501 BIGE

最近はGパンの修理に追われてまして、毎日せっせとミシンを踏んでおります。
ヴィンテージデニムにダメージなんて当然付きもので、それでもぜひ甦らせたい、少しでも長持ちさせたい、という切なる思いのもとに、もうかれこれ十何年もこのような作業にも精を出しておるわけです。
そんな中、古着も一般に認知され出して、そんな修理がなされたジーンズも広く世間に出回ってくると、それを模した新品のものが出てくるのも当然の成り行きでしょう。
でも、でも・・・
そんなダメージ加工されたジーンズなどを見ると、
「あぁ、こんな最初っから破ってもて・・・」
「そのうち絶対破れるのに・・・」
「こっちは必死で直しとるちゅうのに・・・」
などと、ついつい思ってしまい、
「・・・ハッ!」となるわけです。
その昔、「ボロルック」(いやぁ、時代を感じるネーミングだな、古い話でちとお恥ずかしい)などといって穴の開いた服や、その後も破れたGパンが流行った時期があり、それを見た世のお母さんというのは間違いなく「そんな穴の開いたのはいて・・・・」などと嘆いて、勝手に直しちゃったりしたもので、当の息子は激怒、とういうような光景が全国各地で見られたものでした(多分)。
それが今ではこの私が・・・
~まわるぅ、まわるよ、時代はまわるぅ~♪
・・・私が年をとっただけか。
わはは!
写真は修理完了した501・BIGE 35インチ 39800円です。

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