憤懣いろいろ

普段タクシーに乗ることはあまりないわたくしですが、訳あって昨日タクシーにて自宅まで帰る際、運転手のおじさんとガソリン代からタスポ、環境問題、現代社会における希薄な人間関係など話は妙に盛り上がり、タクシーでこんなにしゃべったのは初めて、という経験をしたのでした。
タスポ、このシステムを作るのに一体いくらかかったのか。
自動販売機への装置の製作＆設置、カードの作成、郵送、それにかかる人件費、莫大なお金がかかったのは間違いなく、にもかかわらず税収アップを見込んでタバコ一箱1000円になるかも、だと？
寝言を言っとるんか？
私自身はタバコを吸わないので、いくらになろうと、買うのにどんなにめんどくさくなろうと大して困りはしないのですが、この喫煙者に対する仕打ちは、「健康に良くない」というのを大義名分にした、ただの弱いものいじめにしか見えませんから。
肺がんの罹患率が飛躍的に増えたのは産業革命後だそうです。となると原因は分かりますよね。でも車を悪者にするわけにはいかない、なんといっても日本経済の土台のようなもんですから。そうなると分かりやすいところで攻撃の標的となるのがタバコですか。
実際肺がんでの死亡率がどれくらいなのか？
断トツ一位だったら分かりますがね。排ガス規制も然り。空気が汚れるから、古い車はもう乗っちゃダメ！で乗れなくなった古い車は海外に払い下げ。あのね、空気はつながってますからー。産業廃棄物の海洋投棄。海だってつながってますからー。自分の目に入らなければそれでオーケー、最低だな。・・・などと思いがけず盛り上がった車内となったのでした。