毎日新聞の週刊マンガ・アルチーボで『課長島耕作』を読んでたら、島耕作と久々に再会した大町久美子が「あなたのにおいがする・・・なつかしいにおい・・・」って感極まり抱きついてた。
ちょっと待て。
島耕作はコロンやトワレなんてつけてなさそうだし、当時の男らしくしょっちゅうタバコ吸ってんだから、においがするんなら独特の体臭の持ち主でもないかぎりタバコくさいにきまってるのだ。当時はファブリーズだってまだなかった。
そういえば松田聖子の「赤いスイートピー」でも「タバコのにおいのシャツにそっと寄り添うから~・・・」って歌詞があった。
あの頃は、誰もが認める国民的清純派トップアイドルまでもがタバコのにおい・ウェルカムであったのだ。
現在のこの嫌煙社会からすると隔世の感を禁じ得ないことであるよのぉ。