もうずいぶん前にアメリカで仕入れたジャケット。生地はリーフパターンのポンチョライナーみたいな、というよりほとんどポンチョライナー。
おそらく1960年代頃のもの。
ジッパーはWILLSEというあまり聞いたこともないようなものだけど、そこがまたベトジャンぽい。アルミジッパーなのもますますベトジャンぽい。
仕入れた瞬間「これはベトジャンにするしかない!」と決定。
ベトジャンらしく私が手刺繍で入れることも考えていたのですが、ベトナム地図の刺繍は数々してきたのでもういい加減少し飽きてきたし、どうせならというので今回店主にベトナムまで持って行ってもらって刺繍を入れてもらいました。彼の地にはベトナム戦争当時にローカルパッチなどを製作していたミシンを未だ所有しており、現役で使用している職人の知り合いがいるのです。
はっきり言ってレプリカの域は超えてます。ベースのジャケットはヴィンテージ、ミシンもヴィンテージ、製作したのはベトナム人、場所もベトナム。 作った時期が現代というだけで、これはもうほぼ実物・本物と言っても良いのでは??
8ボールにコンドルが止まっているUSMCの部隊パッチの刺繍を入れてもらいました。

ベトジャンの色んな虎を見てきたけど、こんな顔の虎初めて見たよ。妙にかわいい。

「福」のこの絶妙な下手加減、こんな風には自分ではなかなか出来んよな〜(笑)
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