去年の夏の一時期、店頭に飾っていたボウリングシャツ、夏の終わりとともに引き上げて再びしまい込んじゃったのですが、もちろん非売品ではなくて、ただただ私の怠慢のせいです。
この度重い腰を上げて、オンラインショップにも出すことにしました。となるとヨゴレ、ダメージ等細部のチェックをしなけりゃならない、で、汚れているところはキレイにして直すべきところは直さなくてはいけない。
やっぱり襟の内側の首に当たるところは汚れが目立つんですよね~。ヴィンテージのシャツではよくあることですが。
で、洗ってみることにしました。
まずはシミ取り用の洗剤を染み込ませて、しばらく置く。
ヴィンテージ・レーヨンシャツなどで時々「これって家で洗えるんですか?」と訊かれるのですが、大体のものは洗えます!
このようにラベルにWASHABLEとあるものなら間違いなく洗えますので、着る度にクリーニングに出さねば、なんて神経質になる必要はありません。当時はコインランドリーかなんかでガンガン洗ってたはずですから(!)
とは言っても、年月を経ているものなので、生地の劣化等を考慮して、家で洗うとはいってもお洒落着用の洗剤でやさしく押し洗い、洗濯機で洗うにしてもネットに入れて弱水流、くらいの気づかいは必要です。
シワのないパリッとした状態で着たいけどアイロンかけはめんどくさいという方はやはりクリーニングに出す方が無難かもですね。
ところで洗った結果ですが、シミは完全には取り切れませんでした。残念。 およそ60年物のシミはかなりガンコですわ。
それでもクリーニング名人みたいな人とか、洗濯王子とかにかかったら楽勝なんかもですけどね。