日記

最期の言葉

今朝、TVで見た著名人の辞世の言葉。
パブロ・ピカソは「私の健康に乾杯!」、フランク・シナトラは「(病気に)負けそうだ・・」、あのルパン三世の山田康雄は一応遺書があったそうでその内容はたしかに家族(特に奥様)にとってはそれ以上ないほど感動的なものでしたが、やっぱりルパン、「あ~ばよ~、父っつぁん!!」くらい言ってほしかった。
それはともかく私の印象に残ったのはフランク・シナトラ。
「負けそうだ・・」というのはいかにもアメリカ人らしい発言だと思ったからです。
勝か負、善か悪、白か黒、正か邪、イエスかノーしかない二元論のもとに生きているアメリカ人だなぁ~と。
アル・ゴア元アメリカ副大統領・・今は「不都合な真実」の方が有名ですかね。
あの映画の内容である環境問題について「これは人類が勝つか負けるかなのだ」みたいなことを当時たしか言ってました。
私はあきれかえりましたよ。
勝ちとか負けとかの問題じゃないだろう。
結局アメリカ人はそこかよ。
なるほどハリウッド映画もマンネリなわけだ。
アフガンもイラクもそれでは永遠に解決するわけないだろうよ。
ところで最期の言葉として私のお気に入りは落語家(なんという人かは憶えてない、失礼)の辞世の句、
「あの世にも粋な年増はいるかしら」
か~っこいいじゃありませんか。
他には十返舎一九の「・・・(省略)・・・灰、左様なら」ってのもいいな。
私もそろそろ辞世の句でも考えてみようかしらん。

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