昨日わたし、何十年ぶりかでハチに刺されましてん。
昼前、出勤するのに家を出たところ、頭の辺りでブ~ンとけっこうデカイサウンド、カナブンかと思ったらどうやらハチ(アシナガバチ)だったらしく、腕をチクリ。
「痛っ!え、何?」と何が起こったのかまだ事態を把握出来ていない私の眼前で今度は足にブスリ。
痛い!痛い!
直ちに家へとUターン。ところがやつは「ワレ、待たんかいっ!」ってな感じで追っかけてくんのさ。キャ~ッ!もうこの時点で私は完全弱者。急いで家の中へ避難。
えっとハチに刺されたときってどうするんやったっけ?おしっこかける?いや、それは迷信だよね。毒を搾り出して水洗いか、水洗いはしたけど、つまんで搾りだす?無理!痛いもん!
でもしかたない、我慢してやってみる。
・・・何も出んわ! 痛いだけやんか!
しかしこの応急処置が効いたのか、その後ひどく腫れることもなく(しばらく痛かったが)、夜にはもう治ったといってもいいくらいの回復ぶりであった。
刺された直後は、私の許可もなく勝手にうちの敷地に建設しやがったやつらの巣、私が善意で黙認してきたのをいいことにおのれ、アシナガバチ!叩き潰してくれるわ! と怒り心頭であったのだが、しばらくすると痛みとともに気持ちも治まってきたのであった。
ま、いいや。アシナガバチ、そんな凶暴なハチでもなし、しかもどうやら毛虫なども食べる益虫でもあるらしい(毛虫の立場はどーなる!?)。今回の暴挙には目をつぶってやるよ。
ひきつづき住んでるがいいさ。
とまぁ私は再び黙認状態に戻ったのであったが、ハチたちよ、君達は一番やってはいけない人に一番やってはいけないことをしてしまった。
本日、出かけようとしていた店主にアシナガバチはなんと編隊を組んで襲いかかったらしいのだ。
店主はもうカンカンさ。
逆上した店主にハチたちは次々と素手で叩き落とされ、さらに残らず踏み潰されるという無惨な返り討ちをくらった。
しかも店主は巣の存続も許さないらしい。さっそくハチの巣コロリみたいなスプレー式駆除剤を購入して、帰宅するなりブシューッ! 気丈にも反撃してきたものたちも再び叩き落とされ、踏み潰されるという哀れな末路をたどった。
ハチたちをおそったこの悲惨な運命(実話です)、これの教訓はやはり、
「調子にのっとったらエライ目に遭うんやで。」
でしょうか。
本日の教訓